Last update : 2018.09.21

刊行物


肥満症診療ガイドライン2016


このガイドラインの目的は、体重を減らすことでメリットのある人を適切に選び出し、適切に治療することにある。
肥満症は多くの疾患を合併するが、減量すると内臓脂肪が減り、合併疾患は一斉に改善する。
治療目標は、まず3%の減量であり、食事、運動、行動療法を駆使して治療を進める。
肥満症診療、指導のテキストとして、医師だけでなく、看護師、保健師、管理栄養士などの方々にも日常診療、保健指導、健康管理に活用して欲しい。
 
日本肥満学会肥満症診療ガイドライン作成委員会
委員長 宮崎 滋


【肥満症診療ガイドライン2016】
価格 1冊 2,420円(税込)/A4変形判/ 132頁
ISBN: 978-4-89775-343-0 C-3047

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電話:03-6275-1522  FAX:03-6275-7734
■序文(PDF)
■巻頭図表  【表A】  【表B】  【図A】  【図D】  【図E】
■目次
第1章 肥満症診療ガイドライン2016の目指すもの(PDF)
  1. 肥満症診療ガイドライン2016までの経緯
  2. 日本肥満学会からの提言
  3. 肥満症診療ガイドライン2016改定の目的
  4. 肥満症診療ガイドライン2016でのおもな変更点
第2章 肥満の判定と肥満症の診断基準
  1. 肥満の判定
  2. 肥満症の診断
    1 肥満症
    2 高度肥満症
  3. 肥満・肥満症の評価法
  4. 肥満に関連する病態
    1 内臓脂肪(蓄積)
    2 異所性脂肪
    3 サルコペニア
第3章 肥満・肥満症の疫学
  1. 肥満・肥満症の成因
  2. 肥満の健康障害への影響
  3. わが国における肥満,肥満症の推移
  4. わが国における肥満,肥満症の現状
第4章 治療と管理・指導
  1. 治療法総論
    1 食事療法
    2 運動療法
    3 行動療法
    4 薬物療法
    5 外科療法
  2. 肥満症
    1 治療目標
    2 食事療法
    3 運動療法
    4 行動療法
  3. 高度肥満症
    1 治療目標
    2 食事療法
    3 運動療法
    4 行動療法
    5 薬物療法
    6 外科療法

第5章 メタボリックシンドローム
第6章 肥満症に合併する疾患の治療
  1. 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
  2. 脂質異常症
  3. 高血圧
  4. 高尿酸血症
  5. 冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症
  6. 脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作
  7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
  8. 女性の肥満
    1 肥満妊婦
    2 月経異常
  9. 睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
  10. 運動器疾患
  11. 肥満関連腎臓病
  12. 悪性疾患(がん)
  13. 良性疾患(胆石症,静脈血栓症・肺塞栓症,
    気管支喘息,皮膚疾患,男性不妊,胃食道逆流症)
  14. 精神疾患
第7章 肥満,肥満症の予防医学
  1. わが国の肥満症対策(総論)
  2. 特定健康診査・特定保健指導
  3. 地域における肥満対策
  4. 職域における肥満対策
付録 小児肥満・小児肥満症について